癌は生活習慣病の一つです。
また、生活習慣病は１日単位ではなく長い期間の積み重ねで起こるものです。
そのような視点でみた場合、癌の予防は自ずと生活習慣の改善に絞ることができます。

特に喫煙、禁酒、食事の3つの要素は生活習慣病のリスクと関係が深く、がんのリスクとも重なります。
喫煙は肺がんだけでなく、咽頭がんや食道がん・胃がんのリスクを高め、過度の飲酒は肝臓がんや胃がんのリスクを高めることになります。

また、食事の偏りは大腸がんの発症リスクを高めることにもなるなど、日々の生活習慣をいかに改善することが癌の予防のポイントになります。
リスクが高いことは必ずしも癌になることとイコールではありませんが、喫煙や飲酒を習慣化していない方と比べると罹患の確率は高まります。

食事の改善一つとっても、健康に良いものばかりに集中することも避けるべきです。
バランスよく食べること、これが何よりも大事です。

加えて運動も健康に効果があり、がんの予防の一つになりますが、急でムリな運動は反ってカラダを壊すことになります。
自分に合ったもの、バランスのとれたもの、それを毎日ムリなく続けられること、継続は力なりという言葉がありますが、これは癌の予防でも当てはまります。

最近は２０代から乳がんや子宮がんになる女性もいるそうですし、婦人系の検査はちゃんと毎年検査するようにしています。
みなさんも検査はしっかりうけましょう！